マーブルってどんな会社ですか?
「株式会社マーブル」と聞いてもピンとこない方は多いかもしれません。しかし、あなたが使っている行政サービスのシステム、乗っている電車の運行管理、利用している金融サービスの裏側——そういったところで、マーブルの技術が静かに社会を支えている可能性があります。
マーブルはITソリューションを提供する会社です。システム開発からITインフラの構築・保守、クラウドサービス、さらには次世代技術の研究開発まで、幅広い事業を展開しています。
創業は1971年。50年以上の歴史を持つ老舗ITグループです
マーブルの歴史は、1971年の創業まで遡ります。当時から情報社会の明日を創造・建設するという企業理念を掲げ、日本のIT化が本格化する以前から業界に根を張ってきました。
1974年に株式会社として正式設立。その後、2005年にTCSホールディングスの持株会社化に伴って事業会社として新たに設立され、グループの中核を担うようになりました。
製造、流通、情報通信、社会インフラ、モビリティ——あらゆる分野のシステム開発を通じて、50年以上かけて積み上げた技術と信頼がマーブルの土台になっています。
2024年10月、13社が一つになりました
2024年10月1日、マーブルは大きな転換点を迎えました。TCSグループ内のITソリューション事業会社12社と合併し、株式会社マーブルとして新たなスタートを切ったのです。
統合されたのは、コンピュートロン、NTTシステム開発、ユニシステム、ハイテクシステム、シグマトロン、インターネットウェア、サイプレス・ソリューションズ、アンドールなど、それぞれ独自の専門領域を持つ企業群です。
なぜ今、統合だったのでしょうか。日本のIT業界では人材不足・技術革新の加速・顧客ニーズの複雑化が同時進行しています。グループ各社がバラバラに動くよりも、一つの強い組織として経営資源を集中させることで、こうした変化に素早く対応できる——それが最大の理由です。
統合後のマーブルは、全国54拠点・社員数約8,700名という規模になりました。地方の中小企業のきめ細かいニーズにも、大企業の大規模プロジェクトにも、同時に対応できる体制が整っています。
本社は日本橋。全国54拠点に広がるネットワーク
本社は東京都中央区日本橋本町です。資本金1億円、代表取締役社長は田村浩一氏が務めています。親会社はTCSホールディングス株式会社です。
全国33都道府県・54拠点というネットワークは、地域に根ざしたサービス提供を可能にします。「全国規模の技術力」と「地域に密着した対応力」を両立しているのが、マーブルの強みの一つと言えます。
競合他社と何が違うのか?マーブルならではの強み
日本にはITソリューション企業が数多く存在します。その中でマーブルはどこが違うのでしょうか。
まず挙げられるのが業種の幅広さです。製造業、流通、金融、自治体、ヘルスケア、モビリティ、さらには衛星分野まで対応できる企業は多くありません。特定業種に特化したベンダーとは異なり、複数の業界をまたいだ知見を活かした提案ができるのが強みです。
次に地方対応力です。東京の大手ITベンダーの多くは首都圏中心ですが、マーブルは全国33都道府県に拠点を持ちます。地元に根ざしたエンジニアが直接対応できるため、地方自治体や地方企業からの信頼が厚いです。
そして次世代技術への投資です。XR・6G・AIといった先端領域にも積極的に取り組んでおり、既存システムの保守にとどまらない未来志向の姿勢が、新しい顧客層の開拓につながっています。
まとめ
株式会社マーブルは、50年以上の歴史を持つITソリューション企業が、2024年に大規模な統合を経て生まれ変わった会社です。製造から自治体、金融、モビリティまで幅広い領域で社会インフラを支えながら、XRや6Gといった次世代技術にも挑戦し続けています。
「彩り豊かな未来に向けて誠実にチャレンジし続ける」——その言葉通りの会社が、いま日本のIT業界に存在しています。

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